インプラント治療 A to Z
事前準備からケアまで
今回はインプラント治療の流れを最初から最後まで大雑把に追う。
まず最初は検診から・・・。といいたいところだけれど、私は違うと思う。まず最初は歯科医選びからだ。まず良い歯科医を選ぶこと。ここが最大のポイント。ここさえうまく行けば、あとは先生の指導に従えば良いだけなのだから。次に検診なのだが、今回は大胆に「検診からインプラント義歯完成まで」の部分はカットして次回のテーマとさせていただく。ちょっと主張したいことがありますので。
さて、そんなこんなでインプラント義歯が完成したとしよう。果たしてインプラント治療はここで終了だろうか。これも私は違うと思う。インプラント義歯の毎日のメンテナンスが完全に習慣化して初めて治療が完了したといえるのではないか。
まず、インプラント義歯は通常の歯よりも丁寧なブラッシングを要するものであり、メンテナンスをきちんと習慣化できていなければ、治療が完了したどころが、インプラント義歯という新たなリスクをしょいこんだことになってしまう。それに、そもそも欠損歯が生じる理由は多くの場合、日頃のデンタルケアの不十分さから来るらしい。それを思えば、その患者の一番の問題点は欠損した歯ではなく習慣のほうだと考えるべきだろう。一番治療すべきは習慣で、ここを治さなければインプラント義歯もたちまち駄目になってしまう。
整理してみよう。私の主張するインプラント治療のA to Zは、次のような流れ。
入念な歯科医選び → (歯科医における治療行為) → デンタルケアの習慣化
この最初と最後がとにかく大切。真ん中の(歯科医における治療行為)は患者にとっちゃ頑張る余地なんかありません。だから、患者の立場で知っておくべき流れはこの3ステップだと心得るべし。